フードバンク・フードドライブ活動を広く周知するとともに、活動に参加・協力してくださる仲間づくりを目的として本フォーラムを開催しました。参加されたのは、自治体、社会福祉協議会、フードバンク団体、こども食堂関係者、団体会員のメンバー、関心のある県民など約100名でした。

　

　本フォーラムでは、佛教大学福祉教育開発センター専任講師 佐藤順子氏を講師にお招きし「地域福祉を支えるフードバンク」と題してご講演をいただきました。佐藤順子氏は昨年５月に刊行された『フードバンク～世界と日本の困窮者支援と食品ロス対策』の編集・著者を務めておられます。

その後のプレゼンテーションでは、北陸農政局よりフードバンク活動を取り巻く政策動向について報告いただき、当会の今後の活動についての紹介、フードバンクを活用した福祉団体の取り組み事例としてNPO法人ワンネススクール、(社福)輪島市社会福祉協議会から事例報告をしていただきました。最後にいしかわフードバンク・ネットの設立経緯、設立以後の取り組み、これからめざしていく県内ネットワーク、地域ごとの小さなループ作りなどの活動イメージについて説明しました。